PROJECT BACKGROUND -KAMO traditional WOOD Japan-
東京から新幹線で二時間、新潟県のほぼ中央に位置し、その古都をしのばせる落ち着いた風情や豊かな自然から、古くから北越の小京都と言われる加茂市。加茂と言えば桐箪笥と言われる程有名な加茂桐箪笥は、今から約220年前、江戸時代・天明年間頃に指物師によって作られたのが始まりとされ、現在、加茂の桐箪笥の生産量は全国約7割のシェアを占める全国一の生産地です。一方、加茂建具の歴史も古く、江戸末期の文政年間にはすでに建具の産地としてその名が広く知られていました。 KAMO traditional W00D Japan プロジェクトでは、このすばらしい加茂の伝統技術に新しい魅力を吹き込むことに挑戦しました。きめの細かい手作業による本物だからこその存在感に加え、日本のトップデザイナー岩倉榮利の洗練されたデザインによって生まれたプロダクトの数々。世界中の人々に知ってもらいたい日本が誇る文化の集大成です。それらはどんなライフスタイルの住空間にも自然に溶け込み、暮らしの中にやすらぎと潤いを与えてくれることでしょう。