PAULOWNIA WOOD CHEST -KIRI TANSU-
日本では、昔、女の子が生まれると桐の苗木を植え、嫁ぐ日にはその桐で、嫁入り箪笥をつくる風習がありました。軽くて狂いが少ない桐箪笥は、優雅な姿をいつまでも失うことのない一生ものです。その伝統的な桐工芸の手わざを存分に引き出したシンプルで美しいフォルム。それは現代の洋空間を中心にしたライフスタイルにも溶け込むようにと、日本のデザイナー岩倉榮利の新しいデザイン感覚でつくられた究極の生活道具。TVボードを含め、チェストや姿見が扉となったシャツケースなど、まさに日々の暮らしに溶け込む新しい和のスタイルです。